扇とは。扇子と違いはあるの?

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礼儀として、贈り物として、そして風を送り涼を送るアイテムとして、さまざまな用途で活用されてきた扇子ですが、ひとつ疑問が思い浮かびます。

それは扇との違いです。このふたつのアイテムの違いとはどのような部分にあるのでしょうか。

扇

気になる疑問。扇子と扇に違いはあるのか

扇子は、日本に平安時代に伝わり、団扇を折りたためるように改良したものであるとされています。現在では、夏の暑い日に持ち運べる納涼アイテムとしてバッグに入れている人も多いのですが、その昔は、位の高い人が持つ持ち物でした。

扇子にもさまざまな種類があり、季節によって変わる季節もの、日本舞踊のためのもの、飾り用のものなどがあります。

扇子についてさらに詳しく知りたい人はこちら→「底知れない魅力を持つ扇子

古くからある扇子ですが、気になる疑問が浮かびます。それは、扇との違いです。同じ「扇」という漢字が使われており、その形もとても良く似ています。扇子と扇、このふたつのアイテムに違いはあるのでしょうか。

実は同じ物?

扇と扇子に違いがあるのか調査してみたところ、その呼び方に違いはあれど、ほぼ同じ物でることが分かりました。その呼び方は、人々に浸透していく過程で生じたことのようです。

扇は「あおぐ」という言葉から変化し「おうぎ」となった説があります。扇子も扇のひとつで、海外から伝わった団扇を折りたためるよう日本で改良と変化していく過程で、「せんす」と呼ばれるようになったとのことです。

その昔は団扇も扇子も扇であり、用途や種類が増えるにつれ、呼び方にも違いが現れたと言われています。

扇子は団扇としての役割であり、扇は舞踊や飾りに使用するという人もいますが、扇子にも日本舞踊などに使う舞扇子や飾るための飾扇子などがあるため、その説はあまり一般的でないと考えられます。