匠な技術と素朴な味わいの手ぬぐい

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手ぬぐいは、日本で昔から愛されている、木綿の布のことで、手を拭いたり、頭に巻いたりとさまざまな用途で使われてきました。

ここ最近では、その品質の良さや使い勝手の良さから、手ぬぐいが見直されています。そんな手ぬぐいの魅力とはどのようなものなのでしょうか。

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実はさまざまな技術が練り込まれている日本の手ぬぐい

手ぬぐいは日本で昔から使われてきた綿で作られた布ですが、その活用範囲の広さ、肌触りの良さなどさまざまな理由で、人気が高まってきています。

さまざまな和柄が施された手ぬぐいもあり、海外からの観光客がお土産として購入していくことも多くなっています。

手ぬぐいは数百年も昔から日本で使われていましたが、当時木綿は貴重品のため、高貴な人しか使うことができませんでした。江戸時代に入り木綿が手に入りやすくなったことから、庶民の間にも一気に広がっていきました。

現在、手ぬぐいの良さが見直されているとはいえ、ほとんどの人はタオルやハンカチを利用しており、手ぬぐいを持ち歩いている人に出会うことはあまり多くありません。

一般的なタオルと手ぬぐい、その違いはどこに?

手ぬぐいとタオルを比べると、タオルの方がふわふわしており、クッション性が高いように感じます。素材は同じ木綿ですが、実はその製造方法にかなりの違いがあるのです。

手ぬぐい・・・和晒(わざらし)
タオル・・・洋晒(ようざらし)


手ぬぐいは和晒という製法で作られており、最低2日間ほどかけてじっくりと生地にストレスをかけないよう、練られていきます。

一方タオルは、約数十分という短時間で、生地を引っ張るなどの負担をかけ作られます。そのため、手ぬぐいは、水を良く吸いそして乾きやすいという、便利で使いやすい、品質のいいものに仕上がるのです。

また、端の加工にも違いがあります。タオルはきれいに加工されていますが、手ぬぐいの多くは切りっぱなしです。その理由はこちら。

  • 端を縫っていないので乾きやすく菌の繁殖を抑える
  • 切ったり、折ったりなどさまざまな用途に活用できる

このような理由に加え、手ぬぐいは量り売りであったため、好みの大きさに切ってもらうことができたということも挙げられます。奥がまだまだ深い手ぬぐい、一度使ってみたくなりますね。